部位別ニキビの原因と対処法

部位別ニキビの原因と対処法

部位別ニキビの原因と対処法

額やこめかみのニキビ

男女関係なくニキビが出来やすい場所として挙げられるのは額やこめかみ、鼻と言ったTゾーンと呼ばれる部分です。額やこめかみは思春期ニキビ、大人ニキビ関係なく、特にニキビの出来やすい場所です。大きな理由として挙げられるのは3つです。一つは皮脂が出やすい場所という事です。汗のかきやすい所は皮脂が出やすい場所、ニキビの出来やすい場所ともいえる程密接な関係があります。二つ目は髪の毛との境目が近いという事です。入浴以外で洗顔する際髪まで洗う方は少なく、髪の毛の生え際に汚れや洗顔料が洗い落せず残されていることがあります。これが皮脂の詰まった毛穴に触れると炎症を起こし、ニキビが出来やすくなるのです。三つ目は前髪です。男女関係なく大抵の方は額に前髪が触れているか、こめかみの両方、もしくは左右どちらかに前髪をまとめているのではないでしょうか。髪の毛は雑菌や汚れをからめ取り、肌に付着する汚れを軽減する役割があります。しかし、前髪が肌に触れた時付着した汚れで炎症を起こす事があるのです。また汚れだけでなく、不規則な生活を続けていくと胃腸が弱りやすくなり、危険サインを額にニキビとして出すのです。額やこめかみにニキビが出来た際はなるべくその部位を清潔にし、前髪などで刺激を加えないように注意しましょう。また洗顔料だけでなくシャンプーやトリートメントの落とし損ねにも注意して、十分な睡眠と野菜や煮物のような胃に優しい食事を心掛けて体の中からきれいにしましょう。

鼻のニキビ

額やこめかみと同じTゾーンの鼻も皮脂の分泌が多い部分です。鼻は顔の中でも出ている部分ですので、汚れや紫外線といった刺激を受けやすくなっています。また季節によっては鼻をかむことも多く、マスクやタオルといった布や紙が触れることも多くなります。そういった刺激で炎症を起こし、ニキビが出来やすくなるのです。特に鼻の毛穴は深く、他の部位に比べて皮脂の蓄積量は多くなります。その為軽い刺激でニキビが出来やすく、治りも遅い部位になります。鼻周りに出来る主な原因は皮脂の分泌が増加する事です。その為ストレスや寝不足といった生活習慣の乱れがホルモンの活動に大きく関わってきますので、鼻にニキビが出来てしまった場合は体をゆっくり休める必要があります。また洗顔の際鼻は特に気にして洗う事がない為洗い損ねてしまったり、流し損ねてしまったりと忘れてしまう事が多い場所です。勿論頬や額は意識して洗顔するので、その泡や水で多少の汚れは落ちますが、綺麗に洗いきれていない方が多くいらっしゃいます。汚れが残っている部位をタオルや手で刺激を与えてしまうと、炎症を起こしてしまう原因になりかねません。特に鼻の孔や鼻先にニキビが出来やすい場所ですので、洗顔の際軽く鼻をかむように、軽く鼻の頭をなでるように鼻を洗顔してみてください。鼻は敏感な部位ですので、あまり強く触ってしまうと中の粘膜を傷付け鼻血を出してしまう事や鼻炎などの弊害をもたらす事もあります。こすり洗いではなく撫で洗いで洗顔しましょう。

口周りのニキビ

口周りは皮脂の分泌が多いわけではありませんが、ニキビが出来やすいと感じる方は多くいらっしゃいます。その理由は大きく分けて二つあります。一つは髭剃りや化粧による肌への刺激です。口周りのニキビは大人になってから出来ると言われていますが、それは思春期に化粧や髭剃りをする方が少ないからです。化粧の落とし損ねや髭剃りの際に起きるカミソリ負け、洗顔後の保湿ケア不足などが原因として挙げられます。特に口周りは乾燥しやすい為、十分な保湿が行われていないと皮膚が傷つき、そこから炎症を起こしてニキビが出来てしまうのです。もう一つは胃腸の働きの低下です。夜遅くにお酒や脂っこいものなどを摂取すると胃腸の働きが悪くなり、胃もたれや消化不良を起こしてしまいます。思春期にも若いからと暴飲暴食を繰り返すと口周りの肌荒れやニキビが出来やすくなります。口周りはニキビだけでなく、口内炎や口外炎、ヘルペスといった皮膚炎や出来物も併せて出来てしまう事もありますので注意が必要です。口周りのニキビは偏った食事が原因ですから控えることが重要です。また洗顔や化粧はしっかり落とし、髭剃りの際は専用クリームやジェルで肌を保護しながら行いましょう。洗顔後はしっかり保湿する事が重要です。口周りは飲食だけでなくおしゃべりをするなど筋肉や皮膚を特によく動かす部分です。汚れやすく乾燥しやすい口周りは刺激を受けると肌荒れを起こしやすいので、日頃からしっかりとしたケアが必要です。

顎ラインのニキビ

顎は額や鼻と同じように皮脂の分泌が多い部分です。しかし、思春期にあまりニキビが出来ないのは刺激が少ないからだと言えます。大人になると男性は髭による汚れの付着や髭剃り時のカミソリ負けなど肌への刺激が増えてくるためニキビが出来やすくなるのです。また顎ラインは汚れや洗顔料の落とし損ねが非常に多い部位でもあり、炎症を起こしやすい部位だとも言えます。顎ラインよりも下の首あたりにニキビが出来やすい方はこの洗い損ねの可能性が高くなります。もう一つ顎ラインや顎周りのニキビの原因が、冷えや乾燥といった肌トラブルです。顎周りは皮脂の分泌が多くはありません。その分汗もかきにくい為乾燥しやすい部位になります。乾燥し続けていると肌が潤いを補おうとして皮脂の分泌を多くしてしまうのです。それが服やタオルの摩擦により炎症を起こし、ニキビの原因となります。また体が冷えていると血流が悪くなり、老廃物や肌の入れ替わるターンオーバーが正常に行われません。ホルモンバランスも崩れてしまい、皮脂の過剰分泌にも繋がります。そういった様々な体の危険信号をニキビとして私たちに教えてくれているのです。血流の悪さは肩こりや腰痛といった他の病気にも繋がります。寒い日やエアコンの効いた部屋で長時間仕事をされたときは、ゆっくりと湯船につかって体の血流を良くしましょう。また洗顔した泡や水は下に流れる為顎に集中しやすくなります。洗顔後はタオルで顎を軽く抑えるように拭くだけで顎周りの汚れを取る事が出来ます。

背中のニキビ

他の人には見えないので気付かれにくいですが、背中のニキビは発症している方が多くいらっしゃいます。背中のニキビが出来る原因の一つが大量にかく汗です。背中は特に汗腺が多く、手の届きにくい場所なので汗を拭く回数は多いとは言えません。風が吹けばTシャツの中を風が通る為すぐに乾きますし、人前で拭くのが難しい場所です。特にTシャツを着ていると、タオルが無くても汗が拭けている錯覚に陥ります。しかしTシャツは外気の雑菌や汚れが皮膚に当たらないよう守る役割があるものなので清潔なものとは言えません。逆に雑菌や汚れが付着したTシャツが肌に触れることによって皮脂の詰まった毛穴を刺激し、炎症を起こしやすくするため天敵になってしまいます。そのため炎症を起こした赤ニキビや膿の溜まった黄ニキビが出来やすく、入浴中にナイロンタオルで傷をつける可能性が高い為、傷跡が残りやすい部位です。汗以外にも食生活の乱れやストレスがニキビの原因になっていることが多く、思春期だけでなく大人になっても出来やすい部位になっています。背中のニキビはかゆみを伴う事が多くあります。その場合ニキビ薬よりも虫刺されなどのかゆみ止めを塗った方が効果的です。入浴の際体を洗った後に髪を洗うとシャンプーの洗い残しが付着しやすくなります。これも背中ニキビの原因の一つです。その為洗髪後に体を洗う事をお勧めします。入浴後、ご家族の方に背中の保湿クリームや化粧水をつけてもらう事が一番いいのですが、単身の場合は専門医にかかり、背中の保湿方法を確認する事をお勧めします。背中は特に繰り返しニキビの出来やすい部位ですので、完治されたい方は専門医にかかることをお勧めします。

胸元のニキビ

背中と同じように隠れている胸元もニキビが発生しやすい部位の一つです。胸元にも汗腺が多くありますが、服の胸元を引っ張りながらパタパタさせると風を送れるため汗はすぐに乾いてしまいます。その為胸元も汗を拭く回数は多くありません。しかしこの服を引っ張る行為が肌と服の摩擦を生み、炎症を起こす原因になるのです。他にも、長い髪の毛やアクセサリーといったちょっとしたお洒落が炎症の原因になっていることが多いため、男性より女性の方が胸元にニキビが出来やすいかもしれません。胸元は背中に比べて対処がしやすい為、ニキビ後のケアもしっかり出来ます。日常生活ではなるべくタオルなどで胸元を拭き、汗が溜まらないようにしましょう。入浴時シャンプーの洗い落としがある髪の毛が触れると、炎症を起こしてしまいやすくなります。体より髪の毛から先に洗い、髪の長い方は特に洗髪後でもなるべく肌に触れないようにまとめましょう。しっかりドライタオルやドライヤーで乾かすことをお勧めします。布団はほこりやダニが生息しやすい場所ですので、布団カバーや寝間着はなるべくこまめに交換しましょう。大抵の方は寝ている間に寝返りを打ちます。ほこりやダニが生息している布団や服が無意識に肌にこすれる為炎症の原因になるのです。清潔にするだけでなく、保湿も大切です。胸元は鏡を見ながら簡単に出来るので保湿化粧水や保湿クリームを付けられる方は多いと思います。しかし、胸元は熱のこもりやすい部位でもあります。塗り過ぎてしまうとこもった熱や汗と保湿化粧品の油分が混じり、毛穴を塞いでしまう可能性がありますので注意が必要です。

お尻のニキビ

人には見えない部位のニキビとして悩むのがお尻に出来たニキビではないでしょうか。お尻は背中や胸元に比べるとそんなに汗腺が多いわけではありません。では何故お尻にニキビが出来てしまうのでしょうか。お尻のニキビの原因はムレです。女性はストッキングやガードルのように下着以外にも何枚かはかれることが多くあります。男性も下着とズボンだけでなくステテコのようなインナーをはかれる方はいらっしゃいます。特に風や空気の冷たい冬は重ね着をする事が多く、肌が汗をかきやすくなっています。また大抵の方は仕事の半分を椅子に座ってこなします。そうするとお尻が圧迫され、衣類の中がムレてしまうのです。椅子によっては暖房機能が付いているものもあり、汗をかきやすくなりますし、毛穴も塞いでしまいます。立っているときも下着が肌に擦れる事が多いので、毛穴が詰まってしまうと炎症を起こしやすいのです。またトイレに行った後お尻がきれいに拭けていないと、水分や雑菌を下着で肌にこすりつけてしまいます。お尻は腸へ続く入り口もありますので、なるべく清潔にしておかないとニキビ以外の病気を引き起こす可能性もあるのです。お尻はニキビ以外に汗疹も出来やすく、無意識に引っ掻いて傷を作ってしまいやすい場所です。その為なるべくニキビや疾患に触れないように注意しましょう。下着のムレが気になる方は、下着の種類を通気性の良い綿に変えることをお勧めします。シルク素材やポリエステル素材の下着は吸湿性にかける為ムレやすくなります。また入浴時はナイロンタオルではなく手で洗うようにし、傷つかないようにしましょう。